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新生児期:生理的早産

よくテレビで牛とか馬の出産を見ることがありますが、
動物の赤ちゃんは生まれてすぐに自分の力で立ち上がり
乳を吸いにいきますよね~

さて、生まれたわが子は・・・
立つどころか動くことも、首すら自分の力で動かすことはできません。

生きていくために必要な食事も、体の保護・清潔・排泄も、
全て誰かに頼らなければいけません。

人間の赤ちゃんは「生理的早産」の状態で生まれるといわれています。

動物と人間の違いは何かというと、2足歩行しているかどうか、
そして脳の大きさ。

つまり両足でまっすぐ立つ人間は動物に比べて骨盤が狭くなり、
そこを通って出てくる赤ちゃんの大きさにかなり制限がついてしまったのです。

ヒトにとって大切な「脳」は大きくしたいけど、
母体から出られないのでは意味がない。

そこで、脳の入れ物である頭の大きさは確保した分、手足などを犠牲にし
、 その結果頭が大きく体が小さい、大人とは体の比率が違う未熟な姿となったといわれています。

ま、でもその姿も「赤ちゃんってかわいい!」と思えるところですよね。

赤ちゃんが大人と同じ頭身のミニサイズだとしたら・・・
う~ん、ちょっとある意味不気味?

ずんぐりむっくりした赤ちゃんだから、
「私がちゃんと面倒みてあげなくては!」と
せっせと世話をやいてしまうのかもしれませんね。

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