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出産の流れ:分娩第2期(娩出期)

だんだんと痛くなってきました。
もう張るっつーより、完全に「痛い」

あ~~~、もーあかん。

分娩監視装置の子宮収縮の数値を見ると「99」・・・
って、振り切ってるやん!!

なんて思うのもつかの間、モニターなんか見る余裕もなくなり、
ひたすら
「う~~~~~~~~」
と叫び続けておりました(汗)

いきみがおさまると「私うるさいかも?」と頭をよぎりましたが、
痛みがくるとそんなことも言ってられない。

収縮の痛みが来る度、
助産婦さんが腰やらオマタやらを押してくれました。

もう1人の方が呼吸を整えようと
「手とかしびれてない? 過呼吸になっているよ。はい、ゆっくり吸ってー吐いてー」
と、タオルを口に当ててくれたりしてました。

未だ来ていない夫より助産婦さんがいてくれた方が全然助かる~

痛みが引いたり、猛烈に痛んだりそれを繰り返しているうちに
どうやら夫が到着したらしい。

「ほら、ご主人来られたよ!」

と教えてくれました、が、それも今やどうでもいい。
いよーが、いまいが、それどころじゃないです。

助産婦さんが内診してくれたところ「8cm」の開きとのこと。

ふえ~まだ全開まで2cmもある・・・(> <)

って、あ~~~~~~~イタイ~~~~~~~~~

と、耐えていたら、そろそろ産むか! と先生がやってきて、
横になっていたベッドに足を乗せる台やら手で握るところがセットされ、
ベッドがそのまま分娩台に早変わり。

なんと・・・このまま動くことなく産むことができるのね・・・
と感心したのもつかの間。

「次にいきみが着たら、目を開けて、頭上げてこっちを見て口を閉じて力を入れてね」

は・・・そうっすか・・・

ってキターーーーーーー 

むむ~~~~~~(>へ<) ぷはーーーーー(=□=;)

1回では出てくるわけないか・・・

ってまたキターーーーーーー 

をひたすら繰り返し・・・

「頭が出てきたよ!! あともう少し!!」

へ・・・まだなの・・・

ってまたキターーーーーーー 

もー裂けそうなんですけど~~~~~

『いやだ~~~~~ いたい~~~~~ もーむり~~~~~』と心の叫び・・・
叫ばずに力を入れてと言われたので心の中で叫ぶしかないのです・・・

『うああああああ くそおおおお~~~~~』

と、何回か苦しんだ後、

「はい!! 産まれたよ!! しっかり抱っこして!」

とお腹の上にほいっと赤ちゃんが。(カンガルーケア)

しっかり抱いてっつったって、力はいんないんすけど・・・

あ・・・生暖かい・・・でも泣いてないですけど・・・?

お腹の上で先生が赤ちゃんの口から羊水をちょちょいと吸引すると、そのうち

「ほぎゃ、ほぎゃ、ほぎゃ」

と泣き声が。

今までの猛烈強烈な痛みはすっかりなくなり安堵感。

あ~、終わったんだ・・・

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