生後1ヶ月の赤ちゃんの一般基礎知識です。
目次
-赤ちゃん 生後1ヶ月 Data-
- 大きさ
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・男の子 身長:50.0~58.0cm、体重:3300~5200g
・女の子 身長:49.0~57.0cm、体重:3000~5000g - 特徴
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・だんだんふっくらしてきます
・目で物を追いかけることができるようにも
生後 1ヶ月の赤ちゃんの体
生後1ヶ月になると、赤ちゃんにも皮下脂肪が付き、手足も太くなり、からだ全体が丸みをおびてきます。
新生児期の赤ちゃんは、目の前30~40cmのところに視線を合わせる「注視」程度でしたが、生後1ヶ月になると、追視といって目で物を追いかけることができるようになります。
汗腺や皮脂腺が発達し汗をかきやすくなることもあり、乳幼児湿疹、脂漏性湿疹が頭や顔によくみられるようになりますので、沐浴時に石鹸できれいに洗いまた流すようにしましょう。
母乳育児について
ママは母乳が足りているかどうかが気になるかと思います。
粉ミルクのように赤ちゃんがおっぱいをどれだけ飲んだのかが分かりません。
しかし大切なのは飲む量よりも、赤ちゃんが満足しているかどうかです。
だいたい3~4時間おきに母乳を飲み、満足した様子で眠り、目がさめている時は手足を元気にパタパタ動かしてご機嫌にしているようなら、母乳は足りていると思っていいでは。
この頃までに1ヶ月検診もあるでしょうから、そのときに赤ちゃんの体重の増加の具合などをみて、心配であれば検診時に相談してみましょう。
最近では母乳育児が叫ばれていますが、母乳がよくでるかどうかは人それぞれ。
出が足りないようであれば粉ミルクを使用することとなりますが、粉ミルクを飲ませるからといって後ろめたい気持ちになることはありません。
粉ミルクの成分も母乳に近いものですし、なにより重要なのは母乳を飲ませることなのではなくて、赤ちゃんとママが適切にコミュニケーションがとられているかどうかなのです。