生後6ヶ月の赤ちゃんの一般基礎知識です。
-赤ちゃん 生後6ヶ月 Data-
- 大きさ
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・男の子 身長:63.0~72.0cm、体重:6300~9500g
・女の子 身長:62.0~70.5cm、体重:5900~9200g - 特徴
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・おすわりやはいはいができる赤ちゃんも
・いつも見慣れた家族とその他の人の区別ができるように
生後 6ヶ月の赤ちゃんの体
生後6ヶ月になると赤ちゃんの運動能力はさらに伸びます。
おすわりや寝返り、はいはいなどができるようになる赤ちゃんもいたりして、ママにとっては「うちの子」と「よその子」の発達の差が気になる時期。
いずれも赤ちゃんによって3~4か月の個人差がありますので、できなくても焦ることはありません。
寝返りなど、好みによっては、できるけどあまりやらない赤ちゃんもいたりします。
また、早い子は歯が生え始めてきます。
始めは下の前歯から。
母乳をあげているママはかまれて乳首が傷つかないように気をつけてね。
これまで歯のない時期は虫歯とも無縁でしたが、乳歯が生えたら離乳食やミルクのあとは、ガーゼで歯をしごくように拭いて、湯冷ましを飲ませ、口の中を清潔にしておきましょう。
生後6ヶ月には人見知りをする赤ちゃんも
生後6ヶ月頃は赤ちゃんからママへの働きかけが盛んになり、自分から笑ったり、声をかけたりできるように。喃語もさかんになり、パパやママとのコミュニケーションが楽しくなります。
このころ赤ちゃんが出す熱を「知恵熱」といったりしますね。
短期の記憶力(長期、つまり長くは覚えていられません)、予想力、想像力が芽生え、赤ちゃんの知恵が伸びます。
(でも、知恵がついたから熱がでるのではありませんよ!あくまでウイルス等の感染ですよ、 あしからず…)
これらの発達によって「いないいないばあ」が面白くなる時期。
月齢の早い時期では、顔を隠してしまうと、すぐに赤ちゃんはそこに何があったのかを忘れてしまっていましたが、発達した赤ちゃんにとっては、いったん隠れた顔が期待通りに出てくるのが楽しいのです。
記憶力がつくにつれて、いつもみているママの顔と、見たことのない顔では、違った態度をとったりする赤ちゃんも。いわゆる「人見知り」です。
好きな人とは積極的にかかわりをもとうとし、見知らぬ人には不安を感じ泣き出したりするようになります。
ただ、「人見知り」の程度には個人差があって、ひどく泣く子もいれば、全然知らない人でも平気な赤ちゃんもいます。
「いないいないばあ」で喜んでくれ、「人見知り」をしたりするということは、それだけ赤ちゃんの心が発達した証拠といえます。