エンジェルスマイル、3ヶ月微笑(生理的微笑)とはどういう意味でしょう。
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赤ちゃんからのメッセージ /エンジェルスマイル、3ヶ月微笑(生理的微笑)
「原始反射」によって、生きるために最低限の動きはとれますが、なんと言っても、お世話をしてくれる人の存在が重要です。
そして、どうせなら、粗末に扱われるよりも、大切に育てて欲しいと、赤ちゃんも思っています。
赤ちゃんの体格は大人とは異なるということは、先に述べましたが、ここにも実は赤ちゃんの策略があると言えます。
手足が小さくて、ずんぐりぽっちゃりしている、目がおおきくて、お口は小さい。
赤ちゃんは、大人がみると、なんとなくかわいいと思ってしまう姿をしているではないでしょうか。
小さなおててに、指を握らせるとぎゅっと掴んでくれる、「原始反射」も、思わずかわいい仕草になっています。
また、産まれたばかりの赤ちゃんを眺めていると、「ニコッ(ニヤッ?)」と微笑んだところを見たことはありませんか?
これも「エンジェルスマイル」といって、赤ちゃんの自衛手段。
「エンジェルスマイル」をされると、「今、笑った!」「笑顔がかわいい!」「ママってわかるのかしら?」等々、嬉しくなってしまいます。
そうして、その「エンジェルスマイル」を見た親は、赤ちゃんを抱っこしたりとかわいがってしまうのです。
ちょっと、育児にも慣れたぶん、大変さも分かってくる3ヶ月頃、またまた、赤ちゃんの作戦が始まります。
ママの顔をみたり、この頃はママでなくても相手してくれる誰に対しても、笑顔を見せることがあります。
これが、「3ヶ月微笑(生理的微笑)」と呼ばれるものです。
赤ちゃんはこうして、かわいがってもらうために、周りの人に対して様々な行動をとるのです。