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愛着

赤ちゃんとママの愛着関係とは?

 

目次

赤ちゃんの心の発達 /愛着

愛着は次のように形成されると考えられています。

 

人物弁別を伴わない定位と発信(生後8週~12週まで)
乳児は人大して関心を示し、追視や微笑がみられるが、母親と他の人を区別しているわけではなく、誰に対しても同じような反応をする。
1人(または数人)の弁別された人物に対する定位と発信(生後12週頃~生後6ヶ月頃まで)
人に対する親密な反応は増大するが、ある特定の人物(母性的人物)に対する反応が明確になってくる。
発信ならびに移動による弁別された人物への接近の維持(~2歳、3歳頃まで)
母親に対する反応と他の人に対する反応との間に明瞭な差がみられるようになる。また、多くの子どもが、母親以外にも特定の人を母親に次ぐ愛着の対象として選択する。
目標修正的協調性の形成(2歳、3歳頃~)
必ずしも空間的に接近していなくても安心していられるようになる。認知能力の発達にともない、相手にも目標があることがわかり、相手の目標を考慮に入れながら、自分の目標との間の調整を図っていく。このような経験をしながら、協調性の基礎が築かれていく。

 

つまり、初期の頃は、誰に対しても愛着行動をとりますが、ある特定の人物(多くの場合はママですね)がいつも側にいて、いつも世話をしてくれて、いつも可愛がってくれるということがわかってくると、だんだん、他の人とママに対する赤ちゃんの行動が変わってきます。

特に母親に対する愛着が増大して、でも側にいることでしか母親を認知できない段階では、いなくなったら泣きながらママの後を追いかける「後追い行動」が始まります。

それも、成長に従い、くっついていなくても母親の存在を理解できるようになると自然と「後追い行動」もなくなります。

その時、その時、赤ちゃんが求める行動にお母さんは応えてあげる。それが大切だといえるでしょう。

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