あまり細かい法制度等はおいておきまして、簡単に幼稚園と保育所の違いを見てみたいと思います。
簡単に説明する為、原則的に追求するとおかしい部分もあるかも知れませんのでご了承ください。
幼稚園は文部科学省管轄で学校教育法に基づく学校で、保育所は厚生労働省管轄で児童福祉法に基づく児童福祉施設になります。
つまり、幼稚園は学校で保育所は施設ということになります。
見た目的にはどちらも子どもを預かるわけですが、その目的が違うのです。
幼稚園では幼児教育の元にあくまでも”教育”するという趣旨の元子どもを預かりますし、保育所では共働きや諸事情により適切な保育が出来ないの親の代わりに子どもを預かり、保育をするのです。
よって、保育所に入所するには概ね次のどれかに該当していることが必要がになります。
- 昼間,居宅外で働いていること。
- 昼間,居宅内で子どもと離れ,家事以外の仕事をしていること。
- 妊娠中であるか又は出産後間がないこと。
- 病気,負傷,又は心身に障害を有していること。
- 長期にわたり同居の親族の介護に常時当たっていること。
- 火災等の災害の復旧に当たっていること。
地域にもよりますが、都市部では希望通り保育所に入所できるかといったら、そうではありません。
希望をしても入所できなかったいわゆる待機児童は全国で約3万3千人に上るとされています。
入所できるか否かは先ほど挙げた入所理由でより保育の必要性が高いとされるかどうかになります。
さて、ここからは私個人的な意見です。信じないでください(^^;
我が家の子どもは1歳から保育所に通っています。
幼稚園は3歳からなので始めは興味がありませんでしたし、子どもが3歳になっても、幼稚園は眼中にありませんでした。
なぜなら幼稚園は基本が4時間保育だからです。
仕事でみれないから預けたいのに4時間では話しになりません。
もちろん、延長保育をしている幼稚園もありましたが、殆どの子ども達が帰る中取り残されるのはちょっと…
というのがあって、保育所を探しました。
それも、公立ではなく私立保育所です。
あくまでうわさですが、公立の保育士さんは公務員ですので辞めなくて高齢化が進んでいるとか、ちょっとのお熱(37度くらい)ですぐに会社にお迎えコールをかけてくるとか、5時になったら子どもは帰る用意をさせて待たせておくとか、とかとか、ホントかどうか分かりませんがそんな話をよく聞いたので、柔軟に対応してくれそうな私立を探しました。
別に公立でも私立でも実際はいろいろだと思います。
地域の美容院なんかにいくと髪を切っている間に保育所のうわさも聞けたりして便利でしたよ。
ちなみに保育時間ですが、基本は8時から5時です。
私は朝も夜もこの時間では無理ですので、延長保育をお願いしています。
延長保育は年間通して申し込んでおくと月々3千円くらいですので、お迎えに行ける行けないに関係なくとりあえず申し込んでいます。
私立であっても認可保育園であれば公立と同じ料金で預かってもらえます。
保育所の保育料はその世帯の給料によって変わります。
高給取であれば保育料も高く、逆に市民税非課税世帯であれば無料だったり格安になります。
ウチには住宅ローンがたくさん残っていますので所得税は戻りますが、残念ながら保育料にはローン残高は関係ありません。(あたりまえ?)